元退職代行として10,000人以上の相談を受け、1,000件以上の退職に関わってきたタケシです。
「もう辞めたい。辞めてから、ゆっくり次を探そう」
そう考えるのは自然なことです。ただ、このサイトで私が勧めている順番は逆です。
転職先を決めてから、辞める。
理由は1つ。在職中に転職活動をすると、自分の市場価値が分かるからです。 辞めてから探すと、それが分からないまま焦って決めることになります。
元退職代行の中の人タケシが「辞めるべきか」から一緒に考える
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元退職代行として10,000人以上の相談を受け、1,000件以上の退職に関わってきたタケシです。
「もう辞めたい。辞めてから、ゆっくり次を探そう」
そう考えるのは自然なことです。ただ、このサイトで私が勧めている順番は逆です。
転職先を決めてから、辞める。
理由は1つ。在職中に転職活動をすると、自分の市場価値が分かるからです。 辞めてから探すと、それが分からないまま焦って決めることになります。
辞める理由が正当でも、順番を間違えると損をします。私の答えは次のとおりです。
この記事は前者、「辞めたいけれど、今すぐ逃げなければいけないほどではない」人向けです。
在職中に転職活動をすると、自分の市場価値が把握できます。
書類を出す。面接を受ける。オファーが出る、あるいは出ない。この過程で「今の自分は、他の会社からいくらで、どんな条件で求められるのか」が数字で見えます。
これが辞めた後だと、同じ活動をしても意味が変わります。収入が止まっている状態で「早く決めなければ」という焦りが入るので、条件を見る目が甘くなる。市場価値を測るつもりが、値切られる側に回ります。
もう1つ。今の会社への不満が「給料が低い」なら、それが本当に低いのかは、市場に聞かないと分かりません。同じ能力でも業界によって給料の水準は違います。在職中の転職活動は、その答え合わせでもあります。
深夜の相談窓口にいた頃、申し込みの段階では、次が決まっている人と決まっていない人で、特に違いは感じなかったと思います。
つまり、次を決めずに辞める人は珍しくなかった。それが良かったのか悪かったのかは、退職代行の窓口からは見えません。辞めた後のことは、私のところには戻ってこないからです。
だからこの記事は、窓口で見えなかった「その後」を、順番の話として書いています。
在職中の転職活動が難しいのは、時間と、会社に知られたくないという2点です。
書類作成は休日にまとめて。求人の確認と応募は平日の夜に少しずつ。面接は多くの会社が平日日中ですが、有給・半休や、始業前・終業後の時間帯で調整できないか相談する方法があります。オンライン面接なら移動時間もいりません。
ただ、休みが取れない・毎日遅くまで働いている人には、この進め方自体が重いはずです。その場合は、求人探しと日程調整を転職エージェントに任せて、自分は書類と面接だけに絞るのが現実的です(下の3で書きます)。
内定が出て、入社日が決まるまで、今の会社に転職活動のことを伝える必要はありません。伝えるのは退職を申し出るときです。同僚にも言わないほうが無難です。人づてに上司に伝わると、引き止めや配置換えの話が先に始まります。
服装・持ち物・スマホの通知など、社内で気づかれやすいポイントは事前に潰しておきます。就業規則に副業や競業についての決まりがある会社もあるので、そこは一度目を通しておいてください。
在職中の人ほど、転職エージェントが向いています。理由は、求人探しと面接日程の調整を代わりにやってくれるからです。自分の時間は書類と面接だけに使えます。
もう1つの利点は、市場価値を最初に教えてくれることです。職務経歴を見て「この経験なら、この業界でこのくらいの年収帯」と言ってくれる。それが高くても低くても、今の会社を辞めるべきかの判断材料になります。
順番はここまで守ってください。内定・入社日が確定してから、今の会社に退職を伝える。伝え方は退職の手順:レベル別に、辞める前に済ませておく手続きは退職する前にやっておけ!お得なこと3選にまとめてあります。
ボーナスの時期が近いなら、ボーナスと退職も先に読んでおくと損をしません。
順番の話をしてきましたが、例外はあります。
それ以外の人は、決めてから辞めるほうが、たいてい良い結果になります。
在職中の転職活動は、会社にバレますか
内定が出るまで自分から言わなければ、通常は伝わりません。気をつけるのは同僚への口外と、社内でのスマホ操作くらいです。
辞めてから転職活動をすると、何が不利になりますか
収入が止まった状態で活動するので、条件を見る目が甘くなりがちです。また空白期間について面接で説明を求められることがあります。
転職先が決まってから、今の会社に引き止められたら
内定がある状態なら、引き止めに応じる理由はほとんどありません。よくある引き止め方と対処はよくある退職の引き留め方と対処法に書きました。
辞める理由が正当でも、順番を間違えると損をします。在職中に転職活動をして、市場価値を確かめ、転職先を決めてから辞める。 緊急の問題がある人だけが例外です。