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元退職代行が見た!よくある退職の引き留め方と対処法

今回はよくある退職の引き留め方とそれらの対処法をご紹介していきます。

対処法も伝授していきますが、引き留めに応じるって選択肢もあって良いかと思います。

また、対処法は各引き留め方に対してそれぞれ紹介していきますが、

以前の記事で紹介した通り、退職届さえ出せば退職できます。

最強の対処法は『退職届を提出する』ことです。

5枚揃えるとデュエルに勝利できるカードが世の中にはあるらしいですが

退職届は1枚で退職できます。

まれにトラップカード発動される時もありますが。。。

本人の(キャリアの)ため

「もう少しだけ続けてみれば良いんじゃないか?」

純粋にあなたのためを思って上司が引き留めてくれることもあります。

実際に、上司の判断が正しい可能性もあるでしょう。

ただ、判断が正しいかどうかなんて全ては結果次第、後付けです。

対処法

最終的には自分で決めることが大切です。

自分で決めたのであれば、退職しないことにしても、退職することにしても

その後どのような結果であれ後悔することが少ないかと思います。

情に訴えてくる

情や恩に訴えてくる系です。

「今まで育ててやったのに」

対処法

個人的には恩返しすることは大事かと思いますが、中には小さな恩に付け込んでくる人もいます。退職しても恩を仇で返すわけではありませんので、とりあえず退職してみましょう。

「君のような優秀な社員に抜けられると倒産してしまう」

対処法

同情するなら金をくれ

優秀だと思っているなら昇給してくれって話です。余裕があればこの機会に交渉に持ち込んでみましょう。

「仕事を途中で投げ出すのか?」

対処法

はい、そうです。と答え、引き継ぎはしっかり行いましょう

後任が決まるまで

「後任が見つかるまでもう少し待ってくれない?」

後任が決まるまでと言われてしまうパターンです。

大抵は迅速に後任確保してもらうことがほとんどかと思いますが、後任確保すると言いつつもその後音沙汰がなくなるケースもあります。

対処法

期限を設けましょう。後任が決まるまでという期間はあやふや過ぎます。後任が決まらなかったらさらに3年間とか勤め続けるのでしょうか?ずるずる引き伸ばさないためにもはっきりと期間を決めましょう。

繁盛期だから

「今忙しい時期だから」

会社によっては繁盛期があるでしょう。ただでさえ忙しい繁盛期、退職されてしまったら会社としても大変です。

対処法:繁盛期だいたい分かっているかと思うので、その時期を外して退職するように予定を組むのが双方にとって良いでしょう。もちろん、繁盛期だから退職できないということはありません。

人手不足

「人手不足なのに今辞められると困る」

たまたま退職者が他に居た場合や、繁盛期などで一時的な人手不足であれば仕方がないですが、慢性的な人手不足は会社の責任です。

対処法

まず人手不足は自分の責任ではないというマインドセットを持ってください。でも、人手不足だから私が辞めたら他の人に迷惑がかかる、他の人から恨まれるなど言語道断です!

あなたが退職して人手が足りないのであればまた新しい人を雇えば良いだけです。

ワタシのブログでも度々紹介していますが、嫌われる勇気の『課題の分離』読んでみてください。

待遇を改善する

「給料上がるから残ってくれないか?」

退職の相談や、面談などで待遇の改善(給料、部署移動、フレックスタイム、リモートワーク)を提示されて引き止められるケースです。

対処法

待遇が本当に改善されて、自分の求める条件以上であれば残るのもありでしょう。

ただし、待遇改善すると言いつつも実際は改善されないなど、言ってることとやってることが違う恐れもありますのでその場合はスパッと切り捨てましょう。しっかり書面を提示してもらいましょう。また、退職理由が「他にやりたいことがある」場合などは、昇給に目がくらまないように注意しましょう。

コメント

退職代行の依頼者のケースでもありました。

会社に退職代行を行ったところ

「◯◯さん(退職代行の依頼者)にはとても助けられている。

今までの待遇ですまないと思っている、待遇を改善するから残ってほしい」

依頼者:「今までも散々要求してきたが待遇改善されなかった。 もう信じられない」

そのまま退職されました。

昇給したり、フレックスタイムを認められたり待遇が本当に改善される残るのは全然ありかと思いますが、

改善するする詐欺には注意しましょう。行動で示してもらうことが大事ですね。

脅迫系

「退職したら損害賠償請求してやるぞ」

「懲戒解雇にしてやるぞ」

退職を伝えたら、損害賠償や懲戒解雇で脅されてしまうパターンです。

対処法

まず、無期雇用でしたら退職に対して損害賠償を請求されるということはありません。

ただの脅しですので間に受けないようにしましょう。

可能であれば録音してみるのも良いかもしれません。

日本では職業選択の自由があり、退職は労働者の権利です。

ただし、某大企業のように、他の某大企業から機密情報を自社に持ち込んだとかであれば損害賠償を請求されるでしょうが、これは退職に対してではありません。

有期雇用については損害賠償は一理ありますが実際はほぼ問題ないでしょう。

詳しくはこちらの記事見てください。

社長に借金がある

「金貸してるんだから返すまでは続けろ」

「退職するなら全部一括で返済しろ」

社長に借金があるため、全額返済するまで引き止められる、もしくは退職する際に一括での返済を要求されるケースです。

対処法

まず知っておいてほしいことは、借金と退職は全くの別問題ということです。

借金を残したままでも退職可能です。

借金があると退職できないって、奴隷でしょうか?

ただし、退職したから借金が帳消しになるわけではありません。

借りたお金は返しましょう。

また、お金を貸している側の社長にすれば、退職によってお金を貸している人がどこにいるかわからなくなってしまうのは確かに不安ではあります。

しっかり月◯◯円ずつ返していくことを約束し、毎月遅延のないように返していきましょう。

法外な利息がかけられないようにだけ注意してください。また、転職先をしっかり決めるなど返済計画も準備すれば社長にも納得、信頼してもらいやすいでしょう。

まとめ

今回はよくある会社の引き止め方とその対処法についてご紹介してきました。

どのようなケースだあれ、魔法カード『退職届』さえ提出すれば退職できます。

トラップカード『退職届破り』など発動された場合は、その証拠を押さえる、労基に相談するなどしましょう。

また、退職代行に依頼してしまうのも良いかと思います。

オススメの退職代行はこちら

sarabande

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