ついにきました大人気企画『伝説のあの人に学べ!退職術!』
退職する方法を漫画やアニメのキャラなどに学ぶ企画ですが
今回はその第二弾です。
第一弾をまだ見ていない人はぜひこちらもみてみてください。
それではやっていきましょう!
うちはサスケ (NARUTO)に学べ!
今回は、世界でも人気のコミック(アニメ)『NARUTO –ナルト-』に出てくるキャラクター『サスケ』に学んでいきます。
サスケとは、ナルトの永遠のライバルでも親友でもある天才忍者です。
『NARUTO -ナルト-』を読んだことのない方に向けて簡単に説明していきます。
『NARUTO -ナルト-』は主人公のうずまきナルト(キャラクター)が住んでいる木の葉隠れの里という国を舞台に物語が始まっていくのですが、サスケもこの里に住んでいました。
里ぬけするサスケ
しかし、サスケなんとこの里を抜けます。
理由は、もっと強くなりたいからです。
退職に置き換えると
・給料アップしたいから
・キャリアアップしたいから
転職するような感じでしょう。
しかし、里を抜けるのは退職するのと違ってめちゃくちゃ難しいです。
里を抜ける忍者は”抜け忍”と呼ばれ、NARUTOの世界ではその里の暗殺部隊によって殺されます。
里の機密情報を他の里にバラされてしまう可能性があるからです。現実世界でも同じ業界の他社への転職が制限される時もありますが、その比ではないです。NARUTOの世界では、抜け人は殺されます。
退職するというよりは、脱北するようなものと言ったほうが分かりやすいかもしれません。
抜け忍=脱北者
まさしく命がけなんです。
里を抜けることはとても大変で、自分が死ぬリスクももちろんありますが、サスケは里を抜けることを決意し、実行しました。
やはり、強い意思を持ち、行動を起こすことは大事です。
それに加え、実際に里を抜ける時は、『大蛇丸』という基本的には敵キャラの助けを借ります。
サスケはプライドがとても高く、なんでも一人でやり通そうとするタイプかに見えますが、里を抜ける時は大蛇丸の部下からサポートしてもいました。
現在のサスケ
抜け忍になったサスケは、現在どうなっているかというと。。。?
里を抜けてから、とてもいろいろ有ったんですが
『BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-』というナルトの息子が主人公の漫画では、サスケは木の葉の里に舞い戻っており、NARUTOのヒロイン?であったサクラと結婚し、なんと娘までこしらえています。
さらには、仕事でも里の要職について、よく各地に出張しています。
サスケからの学び
抜け忍は殺されるような世界で、里を抜ける。
しかもその後、里に戻り、ましてや家庭をつくり、しかも里の要職につけたサスケから学ぶべき点は
・強い意志を持ち行動を起こす
・自力解決が難しそうなら第三者の力の借りる
・必要とされる人材になっておく
です。
退職においては、まずやはり、『退職するぞ!』という意志と、行動を起こすことは最低限必要です。そして、自力での退職が難しいようでしたら、家族や友人、労基、退職代行など第三者の力を借りましょう。また、一度辞めた会社に出戻りできるくらいに、スキルを磨いたり、経験を積みましょう。出戻りだけでなくて、転職する際にも重要です。
冨樫義博(ハンターハンター)に学べ!
次に紹介するのは、ハンターハンターから。。。
ゴン?
キルア?
クラピカ?
。。。。。。?
作者の冨樫義博先生です。
まずはハンターハンターについて簡単に説明します。
ハンターハンター は、ワンピースやNARUTOと同じ週刊少年ジャンプの漫画です。
『週刊少年ジャンプ』、週刊、つまり一週間に一冊発売されますよ。
という雑誌に連載しております?
度重なる休載
しかしこのハンターハンター 、頻繁に休載します。
どのくらい頻繁かというと?
前提としてハンターハンターは未だ完結はしていません。
ハンターハンターの連載が開始されたのは1998年。
しかし、翌年の1999年以降は毎年10回以上休載しております。
2015年には休載率100%を記録したかと思えば
一番最近では2018年11月から現在まで休載が続いており、なんとハンターハンター休載最長期間を現在更新中です。つまり2019、2020、2021年3年連続休載率100%です。まだ、2021年は終わってないですが、出ないでしょう。
次は、単行本の冊数から、休載頻度について考えていきます。
基本的に週間少年ジャンプ漫画の単行本は、全く休載しないと2~3ヶ月に1冊でると言われております。
例えば、『鬼滅の刃』もジャンプ作品で、2016年2月〜2020年5月まで連載しており、その間一度も休載しておりません。
それで単行本の全冊数は23巻です。
ハンターハンターとほぼ同時期に連載が開始した『ワンピース』は
1997年7月から連載が始まりました。
ワンピースは近年休載が多いとは言われていますが、それでも、単行本は101巻あります。
一方でハンターハンターは、1998年3月からジャンプで連載開始しています。
今のところ単行本は36巻出ています。
休載理由に関しては、病気や腰痛、他の仕事やゲームをしているなんて説が飛び交っていますが、おそらく腰痛でしょう。
ジャンプの巻末の著者コメントに、腰痛について冨樫先生の悲痛な叫びが載っている時もありましたし
冨樫先生の元アシスタントの方が、冨樫先生の元でのアシスタント時代を描いた『先生白書』という漫画によると
ハンターハンター以前のヒット作『幽☆遊☆白書』の時にはすでに腰を痛めていたようです(漫画家の仕事は過酷そうです)
参考:『先生白書』
冨樫先生の元アシスタントの方が、自身のアシスタント時代を描いた漫画
連載したと思ったら下書き?
また休載の他にも、過去にはジャンプに落書きのような絵、下書き(ラフ画?)で掲載されていた時期がありました。気になる人は「ハンターハンター ラフ画」とかで検索してみてください。
ジャンプはそんなにゆるいのか?
頻繁な休載、下書きのような絵で連載
週刊少年ジャンプとはそんなに作者にゆるゆるの雑誌なのでしょうか?
いえ、違います。
ジャンプでは毎週しっかり連載している漫画でも人気がなければ打ち切られると言われております。
なぜハンターハンターは打ち切られないのか?
それでは、なぜハンターハンター は打ち切られないのでしょうか?
あくまで推測になりますが
・圧倒的な実績、実力があるからなのでは?
と考えています。
例えば、発行部数をみていきましょう。
こちら『ねこくまぶろぐさん』から、【2021年最新】漫画売上ランキング! 累計発行部数の歴代TOP100を紹介
を引用させていただきます
これによるとハンターハンター のコミック発行部数は7800万部で28位です。
これがどのくらい凄いかというと、ぱっと分からない人も多いかと思いますが、相当凄いです。
そればかりではありません、幽☆遊☆白書もランキング44位で、テレビアニメ化もされました。
ちなみに幽遊白書が終わった後、ハンターハンター が始まる前には『レベルE』という単行本3巻だけの短い作品もありますが、これもアニメ化されています。
冨樫先生は、日本トップレベルの漫画家の一人と言っても過言ではないでしょう。
以上の理由、主に幽遊白書の成功によって
ハンターハンター については、『自由に休載してもいい』という条件で契約していあるという話もあります。(真偽は不明です。)
また、これもあくまで推測レベルの話にはなりますが、ジャンプを発行している集英社との契約で、『連載に対してのみ報酬を払う』みたいな契約であれば集英社側としても、ハンターハンターが休載してもデメリットはないはずです。
冨樫先生の奥さんは◯◯!?
お金についていえばもう一つ
冨樫先生の奥さんは、あの『美少女戦士セーラームーン』の作者、武内 直子さんです!
日本に限らず、海外でも人気のあるセーラームーンと、冨樫先生の過去作品のヒットを考えれば夫婦でお金はたんまりあるでしょう。
よほど金遣いが荒くなければ金銭的に生活に困るということはないです。
金を稼ぐためだけに仕事をしなくても良いので、休息もたっぷりとれます。
冨樫先生から学ぶこと
以上、冨樫先生からの学び
・実績、実力をつける
・ある程度貯金をしておく
実績、実力があれば労働契約、その他様々な契約において自分に有利な条件で交渉できたり、転職も容易でしょう。また、金銭面に関してもある程度の蓄えがあればお金が理由で退職できない。。。なんてことにはならないでしょう。
まとめ
今回は○○に学べ!退職術!第二弾!
ということで
- うちはサスケ(NARUTO)
- 冨樫義博(ハンターハンター)
に学びました。
- 強い意志を持ち行動を起こす
- 自力解決が難しそうなら第三者の力の借りる
- 必要な人材になる(実績、実力をつける)
- ある程度の貯金をしておく
です。
サスケも冨樫先生も天才かと思いますが、自分にはできないとは思わず真似できるところから行動を開始してみましょう。
そして忘れてはならいのが、退職はあくまで過程ということです。
ゴールではありません。退職した後が大事です。
サスケが里を抜けるさい、大蛇丸からサポートを受けたように
自力での退職が難しいと感じた場合や、なかなかことが進まない場合は退職代行を利用してしまっても良いかと思います。