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これを読めば退職代行利用する必要なし!元退職代行が紹介する、退職に悩んでいる人に送るオススメの本3選!

  • 退職を考えているけど、いまいち決断できない
  • 退職は考えていないけど、出勤するのがちょっと辛くなってきた。

今回はそんな退職や会社について悩んでいる人に向けて、元退職代行として10,000人以上の相談をうけてきた退職判断屋タケシが、

今すぐ読むべき本3冊を紹介していきます。

退職をしたくて悩んでいる人は、ぶっちゃけこれを読めば退職代行利用しなくても済みます!

また、退職しないにしても今よりも精神的に楽になるためにも役立つことでしょう。

すごくざっくり説明していきますので、気になる本があったらぜひ読んでみてください。

3冊読んでも退職代行よりも安いです!

第3位:このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む転職の思考法

この本は、このタイトルの通り、

このまま今の会社にいてもいいのか?

と思っている人、

今の会社に不満があるけど、転職が不安で退職できない人にオススメです。

どちらかといえば、退職というよりは転職の本になりますが、退職は転職の陰のような存在、退職について考える上でも非常に役に立つポイントもいっぱい載っています。

特に読んで欲しいところは、

『いつでも転職できる』

という交渉カードを持つということです。

会社では理不尽に上司から説教され、有給もない、給料も低い、気心しれた同僚との飲み会、SNS上では会社の愚痴、口癖は『辞めたい』ばかり。

あなたはこんな感じになっていませんか?また、周りにはこんな感じの人居ませんか?

端から見れば、なぜさっさと退職しないんだろうと思うかもれしれません。

ただなぜ退職しないのかというと、『他でもやっていけるか不安』だからかと思います。

そこで、大切なのが、

『いつでも転職できる』

という状態にいることです。

いつでも転職できるというのは、要するにいつでも他の会社に転職できるくらい自分の価値を高めておくということです。

例えば、他の会社に簡単に就職できるくらいスキルがあれば、今の会社がブラックだったり、理不尽な上司が居てとてもストレスフルな職場でしたら、さっさと退職しちゃえばいいですよね。

また、仮に退職しないとしても、「いつでも退職できる」状態であれば理不尽な上司に反論してみたり、サービス残業を断ってみたりすることもやりやすくなりそうですね

一方で、転職が簡単にできない人は、

転職活動自体も大きな負担になりますし、そもそも転職が決まらない場合は今の会社に居続けるしかなくなるわけです。

そのような状態ですと、理不尽な上司がいたり、サービス残業などがあっても『我慢』するという人も多いのではないでしょうか?

いつでも転職できる状態になるための具体的な方法等もこの本には書いてありますが、ここでは詳しくは取り上げませんので気になる人は本を読んでみてください。

ちょっと退職とは話は少しずれますが、会社にとっても「いつでも転職できる人」が集まったほうが良いとも書かれています。

いつでも転職できる人=他の会社からも需要がある存在→仕事ができる人

いつでも転職できない人=その会社にしがみつくことしかできない→仕事ができない人

になるかと思いますが、今の日本の法律では会社が労働者を解雇するのは退職するより圧倒的に難しいです。

なので会社にとっても仕事ができる人が集まる方がいいですよね。

第2位:クラッシャー上司

まず、タイトルがインパクトあります。クラッシャー上司!

タイトルをみただけで、すぐにぽちっちゃいました。

著者の松崎一葉さんは

筑波大の医学博士を持っていて、現在は同大学の産業精神医学の教授でありながら、JAXA客員研究員として、宇宙飛行士の資質と、長期閉鎖空間でのサポートについても研究されているようです。

また、産業医として長年労働者の健康管理等を行っています。

その中で、実際に数々のクラッシャー上司や、その上司からクラッシュされてしまった部下、言うなればクラッシュド部下と接してきました。

そんな松崎さんが15年分の知見を記した『クラッシャー上司』

これは面白そうですよね!

内容は

  • クラッシャー上司からクラッシュされてしまった事例
  • クラッシャー上司の精神構造
  • クラッシャーを生む日本の会社
  • クラッシャー対策

クラッシャー上司の精神構造

クラッシャー上司の精神構造についてとりあげると、その特徴は2つ。

自分は善であるという思い込み

クラッシャー上司って、自分が悪いことをしていると認識しているのは少数派で、大勢のは『自分は善である』と思っている。らしいです。

ただ、その善であると思っている価値観がどこに基づいているかというと、イケイケドンドン、どんな無理難題でもやればできる!根性論バリバリ、の時代の価値観に基づいています。

そして、もう一つ。

『共感性の欠如』

クラッシャー上司は、部下の気持ちに共感するということもできないので、部下が精神的に危ない状況でもその辛さが理解できず、「特に真面目すぎるような」部下だと、従来型の鬱になったりして、そのままクラッシャされてしまいます。

またクラッシャー上司のハラスメントは、精神分析でいうところの「退行」赤ちゃん返り。らしいです。

赤ん坊はおむつが濡れる、お腹がへる、寝苦しいと「ギャ=っとなくて、泣けば母親が解決してくれてハッピーになる。

泣きさえすれば全てが手に入る感覚=精神分析では、幼児的万能感というらしいですけれど。

おじさんが怒鳴りまくるパワハラも、基本的に赤ちゃんが泣くのと本質は同じ。ということです。

ネチネチしたモラハラに関しても、パワハラに対する世間の目が厳しくなったので、多少自己コントロールしているだけで、

本質は赤ちゃんと一緒。ということですね。

クラッシャー上司への対策

この本にはクラッシャー上司に対する対策も、いろいろ書いてあります。

とりあえず簡単に、すぐに今日からでも始められるものとしては

「クラッシャー上司はなぜ暴れているのかの理解する」

なぜ暴れているか?

繰り返しにはなりますが、

クラッシャーは、ただたんに憂さ晴らししたいだけである。

その背後には、情緒的不安定性がある。

そんな不安定な人間が、気に食わないことが起こると、幼児退行してしまって、ハラスメントを行う。

『しょせんはでっかい赤ん坊』だ!

そんな感じで、『そんなしょうもない未成熟な人間』と上から目線で接してみましょう。

・他には、周りの人と体験を共有する。

クラッシャーなので、きっと他にも被害を受けている同僚などがいるはず。被害を受けているまでいかなくても、少なくともクラッシャーを積極的に支持している人はいないはずです。

そういった人と体験を共有しましょう。シンプルですが、1人で悩まないということがとても大事です。

以上はあくまで対処療法であり、中期的な解決としてはやはり会社が環境を整えていくべきともいっています。

他にもいろいろな対策が書かれていますが、パワハラの程度や、会社全体がブラックな場合は、個人の力だけでは解決が難しいということもあるかと思いますので、どうしようもない場合は一度、退職しちゃいましょう。

第1位:嫌われる勇

国内累計208万部、世界累計485万部の大ヒットを記録しているベストセラーです。

ドラマにもなったくらいなので聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?

一言でいうと、アドラー心理学のわかりやすい解説書です。

アルフレッド・アドラー

アドラー心理学の哲人と、人生に悩んでいる青年が、対話している形式で話が進んでいきますので、とても読みやすいです。

今日紹介した他の2冊と違って、会社や、仕事に関しての本というわけではありませんが、退職にもめちゃくちゃ役に立つ考え方が載っています。

3冊を全部読むのは大変だという人も、これだけは絶対読んでみてください!

特に読んで欲しいところは

『課題の分離』

についてです。

特に、「自分が退職すると会社に迷惑がかかる」と思っているひとは絶対に!読むべきです!

『課題の分離』とは何か?を簡単に解説すると。

多くの人が自分の課題=自分が解決すべき問題と、他人の課題=他人が解決すべき問題を混ぜてしまっています。

例えば、

人手不足での退職できない

退職でいえば、『人手不足』だから退職できないと思っている人は、自分の課題と会社の課題が分離できていないと言えるかと思います。

一時的な人手不足はある程度仕方ないかもしれませんが、慢性的な人手不足とは一従業員が解決できる問題でしょうか?

人手が足りないなら求人を出す、それでも人が集まらないなら条件を見直す、離職率が高いなら職場環境を整えたり、原因を解決する。つまり会社が解決すべき問題です。なので『人手不足』は会社の課題と言えるでしょう。

『退職は認めない』という上司

退職するかどうかというのは『労働者の課題』です。これも『課題の分離』ができていないケースです。

この「認めない」って、退職以外にもよくありますが、意味わかりませんよね。

結婚の許可をお父さんにとる

『お父さん。◯○さんと結婚させてください!』『ええい!結婚なぞ認めんぞ!』

っていう結婚を認めないってのもよくわかりません。20歳超えたら、結婚するもの同士の同意があれば結婚できます。(2022年からは18歳)

実際、結婚については、結婚後も相手の家族との関係が全くなくなるわけではありませんので、お父さんからも同意してもらった方がいいことにこしたことはありません。

しかし、退職に関しては、退職してしまえばその上司と会うってこともないでしょうから、「退職は認めない」というのもまったくもって意味不明です。

まとめ

はい、本日紹介した本をおさらいすると、

第3位:このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む転職の思考法

「転職できるカード」をいつでも持っておく!

第2位:クラッシャー上司

クラッシャー上司はただの幼児と何も変わらない。

仕事ができる赤ちゃんだ。

第1位!:嫌われる勇気

課題の分離

会社の課題と自分の課題を分離する。

ご紹介できた内容はほんの一部でございますので、ぜひ気になる本は読んでみてください。

仕事がいまいち上手くいっていない、退職を考えている人、または退職代行の利用を検討している人は、行動に移す前に一回読んでみることをオススメします

全部読んでも、退職代行利用するよりもお得です!

全部読むのが大変な人はとりあえず、嫌われる勇気だけでも読んでみましょう。

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