こんにちは。
元退職代行として10,000人以上の退職に携わってきたタケシです。
普段退職に関する情報をお届けしている私タケシですが
退職しろ!
退職しないと大変なことになるぞ!
退職しないと死ぬぞ!
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このハゲーーー
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いや、すみません
ちょ、上司に相談に行って
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ちーがーうーだーろーーーー
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すみ、
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ちーがーうーだーろーーーー
今すぐ退職届を書いて社長に出しに行けっつったんだよ!ばかかお前は!
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って別に無闇に退職を推しているわけではありません。
退職した方がましなら(幸福度があがるなら)
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さっさと退職しよう。
と言っているだけです。
例えば、『サービス残業毎日2時間、時給換算すると最低賃金下回っている』
なんて場合ですと何か弱みを握られているとかでなければさっさと辞めた方が良いです。
弱み握られていても辞めた方が良いです。
一方で
ちょっと仕事がダルから退職していたらキリがありません。
「あ、今日着ていくシャツがねぇ。ダルから仕事辞めよ♪」
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行った方が良いです。
退職代行を行っていた時は
気にしなくても良いようなことで退職を悩んでいる方を数多くみてきたので
普段は、その方たちを意識してか
これまで発信してきた内容は、どちらかと言えば退職よりだったと思います。
しかし、わたくしタケシは退職代行ではなくて退職判断屋
退職しない方が良い時は退職しない方がいいと言います。
なので、今回は退職推しではなくて、退職しない立場で
退職の注意点をお伝えしていきます。
退職の注意点とは?
それは、退職しても根本的な問題が解決しない可能性があることです。
退職する理由にも様々あるかと思いますが
自分の都合で退職する場合は大きく2つ
他にしたいことがあるから退職するケースと
現状に不満があるから退職するケースがあります。
特にこの後者の場合、退職前に抱えている問題が退職、転職しても解決しない可能性もあります。
例えば
- 人間関係(パワハラ)
- 長時間労働や低賃金の労働条件
- 仕事内容が合わない
などの問題は転職しても解決しない可能性もあります。
一つずつ簡単に見ていきましょう。
退職、転職しても解決しない可能性がある問題
人間関係(パワハラ)
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人間関係については、実際入社してみないとわかりにくいでしょう。
面談の段階では職場の人間関係を見破るのは非常に困難です。
人間関係が幸福度に及ぼす影響は非常に大きく、離職理由の上位にもいつも『人間関係』が含まれています。
パワハラの有無についても、事前に確認することが困難なものの一つです。
中小企業よりは、大企業の方がコンプラに厳しいような気もしますが
誰もが知っているような大企業のいくつかも過去にパワハラが問題になっています。
長時間労働
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長時間労働は転職でしっかり確認すれば避けれるような気も問題かとは思いますが
実際勤務してみないと見えないところもありそうです。
余談にはなりますが、サービス残業に関しては
残業代請求の時効が今の所3年なので
3年間ひたすら記録を取り続けて退職するときに請求するのが良いかと思います
低賃金
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あなたのスキルや経験を上手く今の職場で活かせていないだけ
もしくは自分の能力の相場を知らないため安く買い叩かれている可能性もなくはないですが
賃金はスキルや経験によってだいたい相場が決まっています。
例えば、特に何もスキルや経験もない人が低賃金を理由に転職しても月給100万円の仕事に就くってことはコネクションでもない限り不可能でしょう。
ただスキルや経験、コネクションだけでなくて
落ち目の業界、右上りの業界があります。
なので、同じような能力、生産性でも給料に差がでてきますので、業界を変えると給料も上がる可能性もあります。
詳しい話は
前回の記事でも紹介した
『転職の思考法』に書いてありますので
ぜひまだ読んだことない人は一読してください。
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仕事内容が合わない
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これは人によっては非常に解決が難しい問題かもしれません。
「自分の適正がイマイチわからない」
「天職を見つけ出したい」
なかなかこれだ!と思える仕事に出会えない人も多いかと思います。
業務内容の向き不向きも実際あるかとは思いますが
自分の気持ちの問題である可能性もあります。
「若いうちはいろいろなことを経験してみた方がいい」
あながち間違いでもないと思いますが
人生は有限なので取捨選択することも大事だと個人的には思います。
いろいろな職種、業種を体験すること自体は必ずしも悪いとは言えませんが
専門性を身につける上ではマイナスになる可能性も高いです。
またこれについては
他にしたいことがあるから退職するケースにもあてはまるでしょう。
しかし、実際してみると「なんか違う」と思う人もいるでしょう。
「自分の適正がイマイチわからない」
「天職を見つけ出したい」
といういう人に
オススメの本は
「やりたいこと」の見つけ方
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天職の見つけ方
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人生は20代で決まる
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です。
キャリア形成に不利になる可能性
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「いくつになって新しいことは始められる」
これは真実かとは思いますが、
職種によっては習熟するのに時間がかかるものもあり
早いうちに選択、始めた方が有利なものがあるのも事実でしょう。
例えば、お医者さんですと研修医期間も含め8年間必要です。
例えば70歳で医者を目指し、医学部に入学しても研修期間が終わるころには自分が死んでる可能性があります。
運動神経抜群でも、30歳のサッカー初心者がプロサッカー選手になるのは非常に難しいでしょう。
また、大きく職種や業界を変えて転職すると給料は一時的には下がる可能性は高いです。
家庭を持っていたり、家や車のローンなどがあると難しいでしょう。
なので退職・転職を繰り返すのはキャリア形成においては不利になる可能性が高いです。
まとめ
今回は退職した時の注意点について
退職しても問題が解決しない恐れがあるということについてご紹介しました。
隣の芝生は青く見える理論で、他の環境が実際よりよく見えてしまっている可能性もあります。
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一方で、実際青い可能性もあります。
また、人間関係、長時間労働、低賃金は転職で解決できる可能性も高いですが
『天職と呼べるものが見つからない問題』に関しては、人によっては解決するのが非常に難しいかもしれません。
簡単な哲学の本を読んでみるのも良いかもしれません。
偏見かもしれませんが哲学書読んでるタイプのニートが最も更生しにくいらしいので
退職して本を読み漁ろうと思っている人は注意してください。
また退職のリスク自体は転職活動が面倒、時間が取られるくらいではあります。
転職を繰り返しまくって時間を浪費しないとかであれば
転職を必要以上に恐れることはないでしょう。
特に一度も退職、転職を経験したことがない人は必要以上に恐る傾向があります。