退職できない人が持っている特徴その2
それは。。。
嘘をついてはいけない、自分で言ったことだからそれは守るべきだ
という思い込みです。責任感の強い人がこう感じることが多いような気がします。
例を一つ。
今は5月、A君は現在理系の大学4年生で研究室に配属されて1ヶ月ほど経ちました。去年の11月からコンビニでアルバイトとして働き始めました。その際の面接で「1年間」は勤務しますと店長に伝え、それが功をなしたのかどうかはわかりませんが無事に採用されました。(雇用契約は1ヶ月毎の更新)
最近研究室での活動が忙しくなってしまいアルバイトを辞めることを考えています。
A君「あの~店長、ちょっと大学での研究が忙しくなってしまい来月いっぱいでアルバイト辞めたいんですけど」
店長「A君それはダメだよ。アルバイト入るとき来年まで、1年間は働けるって言ったじゃん。だから採用したんだよ。自分で言ったことはしっかり守りなさい。」
A君「しょぼぼぼぼ~ん」確かに自分でした約束だからな~。
はっきり言います。嘘をついても良いんです!自分で言ったから守らなければならないなんてことはないです!約束は破るためにあります!
約束は破るためにあるというのは言い過ぎかもしれませんが、
例えば、クーリングオフ 制度も「一度は確かに購入することに同意したけれど、あとで冷静になって考えたらやっぱり要らないわ。相場より明らかに高いし」っていう時のための精度ですよね。
確かに破ったら困る約束というものも存在します。人の信頼を失くす、損害賠償を請求される。他には詐欺で捕まる可能性もありますし、実害はなくても人をとても傷つけてしまう恐れもあります。
なのでこの約束を破ったら結果として何が起こるか?を予測する必要はあるかとは思います。でもね、コンビニのアルバイト辞めてそんな大変な問題起きますかね?
簡単な例としてコンビニアルバイトの例をあげましたが、このようなことで退職を悩んでいる人が結構いらっしゃいました。
まとめ
約束は必ず守らなければならない、一度自分で同意したことは守らなければいけない。なんてことは思い込みです。時と状況によっては明らかに不利な約束をしてしまうってこともあります。一方で確かに守らないと大きな問題になってしまうということもあります。その約束を守らなかった時に起こる結果について考えましょう。